「ペルソナ」って何?「ターゲット」と何が違うの?ブログで使うメリットは? どうすれば、ペルソナを決められるの?
今回はこんな疑問に答えていきます。
ぶっちゃけ、ペルソナ決めてない人で稼いでいる人知らないです。
マーケティングの勉強にもなるので、読んでみてください・
5分くらいで読めます。
本記事の内容
- ・ペルソナとは何なのか?
- ・ペルソナを決めることのメリット
- ・ペルソナの決め方
- ・リスト
記事の信頼性
目次
ペルソナとは?
マーケティング用語で、ユーザーのことを意味しています。
例えば、ブログならペルソナは読者になります。
食品を作っている会社なら、消費者がペルソナです。
ただしこれだけでペルソナというのは不十分です。
ターゲットとペルソナの違いとは?
ペルソナと違い言葉で「ターゲット」という言葉も使われます。
この2つは、ユーザーのことを指す点では同じです。
しかし、どれだけ詳細であるかという点で違いがあります。
例えば、この記事の「ターゲットは?」と考えるとこんな感じ。
- ・ペルソナについて知りたい
- ・副業を始めたビジネスパーソン
- ・マーケティングを学んでいる
- ・ブログで稼ぎたいと思っている
なんか、ぼんやりとしていますよね。
決めないよりはいいんですけど、このレベルだとあまり効果がありません。
じゃあ、「ペルソナ」だとどうなるか?
- ・30代会社員
- ・結婚歴2年
- ・子供が来年生まれる
- ・給料は手取りで30万円
- ・共働きだったからお金はなんとかなったが、出産を機に妻が退職
- ・会社の収入だけでは不安
- ・子供には幼稚園受験もさせたいと思っている
- ・お金を稼ぐための方法を探している
- ・最近流行りのアフィリエイトをしようと思った
- ・しかし知識がないためリサーチ中
みたいな感じで、決めていきます。
正直、これだけでもまだ不十分なんですが、ターゲットに比べて伝えたい相手がかなり限定されますよね。
ペルソナという考え方で重要なのは、「ピンポイント」にすることです。
ペルソナ設定が重要な理由
ペルソナを設定する理由は、ユーザー「自分のことだ!」に思ってもらいたいからです。
なぜ、「自分のことだ!」となるのが重要なのか。
圧倒的に、ユーザーが行動しやすくなるからです。
例えば、あなたはハロウィンの渋谷を歩いています。
後ろから、「すいません」と声をかけられたらどうでしょう。
聞こえたら振り向くかも知れませんが、周りがうるさすぎて聞こえないかも知れません。
仮に、あなたが30代、男性、青のスーツを着て、赤いネクタイをしているとします。
「そこの、30代くらいの格好いい青いスーツで赤いネクタイをした、お兄さん!」
と言われたらどうでしょう?
間違いなく、振り向きます。
「自分のことだ!」って思うから、反応したんです。
逆に、自分のことだと思わなければ、相手は行動してくれない可能性が高い。
ブログでアフィリエイトをやるなら、買ってくれない可能性が高いのです。
ペルソナ設定の狙いは「カクテルパーティ効果」
カクテルパーティ効果は、パーティ会場のようなうるさい場所でも、「自分の話題」については聞こえてしまうものです。
マーケティング、ライティングのプロたちは、自分の商品や文章が相手に届かないことを知っています。
だからこそ、「これはあなたに向けた記事ですよ」
と分からせます。
こうすることで、きちんと聞かなきゃと思わせる。
聞いてもらう姿勢ができたところで、きちんとセールスをします。
ペルソナを決めるメリット
カクテルパーティ効果もメリットの一つ。
それ以外にも、ペルソナを決めることはライティングにおいて役立ちます。
読者目線に立つことができる
これは、ブログやアフィリエイトではよく言われることです。
ペルソナを設定することが、手っ取り早く読者目線に立つ方法です。
例えば、あなたがブログを使って、アフィリエイトで月10万円稼げるようになりたいとします。
なぜ、10万円稼げるようになりたいのでしょう?
結婚していて子供がいる30代後半の男性なら、「養育費」のためかも知れない。
だったら、「10万円あれば、年間では120万円。お子さんの、授業代と塾に通わせることもできます。」みたいな感じでアプローチもできる。
20代男性、会社員、彼女なしだったら、
「10万円あれば、会社の年収350万円と合わせて470万円。同年代に比べて稼いでいるから、女性からも魅力的に見られます。」でもいい。
20歳、大学生、オンライン授業ばかりでつまらない、バイトも受からないなら、
「同級は時給1000円の居酒屋でバイトする。一方で、あなたはオンライン授業の合間に、パソコンをカタカタするだけで、月10万円稼げるようになる。」
とかでもいい。
ペルソナ決めちゃえば、相手にとっての悩みとかは理解できます。
それに合わせた言葉を投げかけてしまえばいいんです。
適切なアプローチをすることができる
ペルソナによって、適切なアプローチが違います。
例えば、会社員の人がペルソナだとします。
大体の場合、日中働いている。
なのに、14時の業務中に、ブログ読んでもらうのは難しいですよね。
いつ暇なのかって考えたら、仕事終わりとか、寝る前とか、出勤中の電車の中とか。
だったら、その時間に宣伝した方が読んでもらえますよね。
ペルソナ決めれば、適切なアプローチはわかってきます。
ペルソナの設定方法
ブログを書く上では、この3つをやれればいいと思います。
- ・Googleで検索する
- ・SNSを調べる
- ・知恵袋を見る
例えば、このページは「ペルソナ」「ペルソナ マーケティング」とかで調べて、いろんな記事をチェックしました。
1ページ目に出てくる記事は、Googleから評価されているということ。
評価される内容はどんなことなのか。
その情報を欲しがっている人って、どんな人なのか。
とかを自分の中で仮説を立てていきます。
SNS、知恵袋は、悩みを知りたいときに使えます。
SNSは、設定したペルソナがどんなことに興味を持っているのかを知るヒントに。
知恵袋なんて、悩みを相談しているので、直接悩みを知れます。
大切な情報を取捨選択する
何でもかんでも情報を集めていると、逆にアプローチがしにくくなります。
その時は、どんな情報が欲しいのかを考えます。
ブログならアフィリエイトやりたい人なんだということは、お金の悩みに絡みそうな情報は大切ですよね。
ブログでも、ただ日記がわりにしたい人にとっては、お金は必要ないかも知れません。
自分の伝えたいことと、相手の知りたい情報でマッチしているところを見つけていくのがオススメです。
ペルソナを設定する
あとは、ペルソナを設定するだけです。
頭の中じゃなくて、どこかに書き出しておくといいと思います。
どうしても忘れてしまう時がありますし、リライトの時にどんなペルソナに向けて書いていたのかわかると役に立ちます。
ペルソナを設定するときに間違えやすい注意点
先入観を入れない
僕たちは、先入観をたくさん持っています。
例えば、「ブログを始めた理由」と聞いた時、何をイメージするでしょう?
僕の場合、「ライティングをインターンで学んで、売り上げを5倍にした。ただし、これは会社の力に頼っているからかも?自分でできるのか試してみたい。」
という理由でした。
もし何もリサーチしないと大変なことになります。
なぜなら、ライティングを学んだ人に対して、かなり専門的な話をしてしまうからです。
初心者の方は、最初何をすればいいのか分からないのに、いきなりゴリゴリにセールスライティングのクロージングとかの話したら、、
「?」
ってなって、もう読んでくれません。
なので、自分の先入観は無くしたほうがベターです。
ペルソナを後から変えてもいい
書いてみたけど、思ったより反応がない。
そんな時は、ペルソナが間違っていた可能性もあります。
これは、どんなに一流の人でも起きてしまうこと。
ただし、一流ライターはそこでリライトをして、適切なペルソナへの記事に変化をさせます。
反応が悪かったからって気にする必要はありません。
後からペルソナを変更して、文章もリライトをするだけです。
まとめ
ペルソナを決めると、
- ・書きやすくなる
- ・相手のニーズを捉えやすい
- ・商品を買ってもらいやすくなる
など、いい点しかありません。
強いてデメリットを挙げるなら、時間がかかるくらいです。
10分多くかけるだけで、売り上げもSEOも強化できるので、やらない理由はないんですどね笑